CROSS
TALK
キャリア入社社員対談
外から見た魅力、
中で働く強み
MEMBER
安永 雅之
テキスタイル事業
2008年入社
商社業界を中心に就職活動を行い、他繊維専門商社に入社。その後スタイレムに出会い、3年後に転職。当社入社後、テキスタイル事業の営業に従事し、日本国内を中心に数多くのお客さまを担当。商品の企画開発から生産、管理業務まで、多岐の業務を行う。 現在は主任として、所属長とともに部署の運営方針の策定に携わり、また後輩育成にも尽力している。
加納 一生
テキスタイル事業
2018年入社
繊維業界と広告業界を軸に就職活動を行い、スタイレムに入社。入社2年目に、安永と同じ部署に配属されテキスタイル事業の営業に従事したが、4年目で約2年間退職。アルムナイ採用で再入社し、現在は国内外のお客さまを担当しながら、商品開発から生産業務まで行う。売上額・モノづくりの両面において、部署でトップになることを目指している。
CHAPTER 01
スタイレムに入社を決めた理由は?
裁量も業界シェアも
大きいスタイレムに惹かれて
- 安永
- 僕は昔から“やらされ仕事”が好きじゃなくて、自分で仕事を組み立てて意思決定できるような仕事を探していたとき、スタイレムに出会ったんだよね。
- 加納
- 個々人の裁量権が大きい、ということは僕も先輩社員から聞いていました。
- 安永
- そうそう。「スタイレムなら自分のやりたい仕事が思う存分できる」と思って入社した。
- 加納
- その他に何か決め手はありました?
- 安永
- 業界で長年トップシェアを占めている点は魅力だったよね。以前も同業の繊維商社で働いていたけど、外から見てもスタイレムは強力というか、存在感が強かった。
- 加納
- なるほど。僕は何かをつくる仕事がしたくて、繊維と広告の2つの業界に絞って就職活動をしていました。
- 安永
- それで繊維商社を選んだの?
- 加納
- そうですね。学生時代にアパレルの店舗で働いていたことも大きかったです。繊維商社の中でスタイレムを選んだのは、若手のうちから裁量権を与えられ、自分の判断で仕事を進められるところに惹かれたからです。
- 安永
- でも、一度辞めちゃったんだよね。
- 加納
- そうです。実は僕、出戻りなんですよね。スタイレムに3年半在籍した後、広告業界に転職して、また戻ってきました。
- 安永
- 広告もやりたかった仕事のひとつだったもんね。
- 加納
- 一度違う業界を見てみたいという気持ちで、無形商材を扱う広告業界に2年いましたが、有形商材の繊維業界のほうが自分に向いているし面白いと思い直し、またスタイレムに戻ってきました。
- 安永
- そのとき、他の会社は検討した?
- 加納
- もともと不満があって辞めたわけじゃないですし、有形ならスタイレム以外に選択肢はなかったですね。
CHAPTER 02
仕事のやりがいやおもしろさは?
想いを込めた
商品が売れる瞬間が最高の喜び
- 安永
- 僕はやっぱり、自分たちの想いを込めた商品を販売できることがやりがいかな。それと、仕入れから販売まで一貫して携われるのは、他の業種では得られない経験だと思う。
- 加納
- お客さまとの対話を通じ、好みや需要を把握してつくり上げた商品が店頭で実際に売れたとき。そしてさらに、仕入先さまと深い信頼関係を築かれたときが、僕にとっては最大のやりがいです。商品が売れてリピートがかかったとき、お客さまとも仕入先さまとも笑顔でコミュニケーションがとれる瞬間がたまりませんね。
- 安永
- お客さまや仕入先さまとの関係性で、僕らの仕事は成り立っているからね。
- 加納
- 本当にそうです。なので、彼らときちんと笑って仕事することを、常に意識しています。
- 安永
- 面と向かって交渉するより、同じ方向を向いて目的・目標を達成する間柄になるのが大事だと、僕も思う。
- 加納
- 商品が売れたからこそ、もう一度お客さまに発注してもらえる。そして、発注することで仕入先さまと一緒に成長できる。その連鎖がいいなと。
- 安永
- 商社って商品を右から左に流す仕事に思われがちだけど、結局は人と人とのつながりになってくるんだよね。
CHAPTER 03
一番印象的だったエピソードは?
お客さまからの
最高の評価とJackalの誕生
- 安永
- 一番印象に残っていることといえば、納品した商品にお客さまから百点満点の評価をいただいたことだね。
- 加納
- 百点満点!?
- 安永
- そう。「想定以上に売れました。クオリティもコストも百点満点です!」と言ってもらえた。
- 加納
- それは自信につながりますね。
- 安永
- 競合他社も多く、なかなか獲得が難しいオーダーだったんだけど、いろんな部署の人たちと協力して緻密な作戦を練ったし、最大級の評価は本当に嬉しかったなあ。
- 加納
- それを目指していたとしても、「文句なし」って、なかなかないですもんね。
- 安永
- 原料選定、生地の企画開発、さらに製品として納品までを社内で一気通貫でできたのも、また良かったと思う。でも翌年には、他社に商圏を奪われてしまったんだけどね。商売において“絶対”はない。日々目まぐるしく環境変化する業界だし、変化への対応力も求められる。逆に他の商圏を取るチャンスもあるから、常に他方面にアンテナは張らないといけないよね。
- 加納
- 僕は新たなコート地を立ち上げる際、先輩のサポート的な役割でしたが、企画に携われたことが最も印象に残っています。このコート地を「Jackal(ジャッカル)」と命名したのは僕です。
- 安永
- Jackalは、社内で企画開発賞も受賞したよね。
- 加納
- はい。所属する課の売上の核となる商材のひとつになり、今も継続して販売している人気商品です。
- 安永
- コート地プロジェクトに参加したのは入社何年目?
- 加納
- 2年目ですね。そのタイミングでモノづくりに「一」から携われたのは、とてもありがたかったです。
- 安永
- 商品開発の意図や過程、実績、全てが評価されて、受賞につながったわけだもんね。
CHAPTER 04
今後挑戦したいことは?
メイドインジャパンで
世界を席巻したい
- 安永
- まずは、所属する課の業績を上げること。そして、スタイレムにしかできない商品企画やスキームを構築して業界を席巻したいと、僕は思ってる。
- 加納
- 安永さんは、今後どんなことに取り組もうと思ってるんですか?
- 安永
- スタイレムは工場を持たないファブレスメーカーなので、売れそうな商品は積極的に仕入れてもいいことになっている。その環境をいかして国内外あちこちに飛び回り、本当にいいと思えるものを仕入れて、それを提供していきたい。自分たちの得意分野をもっと掘り下げて、他社との差別化を図っていきたいね。
- 加納
- スタイレムは、強い意志を持った行動に対するバックアップ体制が整っていますもんね。
- 安永
- いろいろなチャンスが与えられる環境だよ。年齢や経験に関係なく、いい商品があれば発注して販売につなげられる。
- 加納
- 僕は、海外の売上を数年のうちに倍増させるのが目標です。長期的な目標としては、仕入先さまに多くの数量を発注し、国内の商品を海外により一層販売していける商社パーソンを目指しています。
- 安永
- 国内でのモノづくりについては、自国にマテリアルがなかったり、人件費が高かったり、といった課題があるよね。
- 加納
- 僕たちは日本の会社で日本のテキスタイルを売っているので、どれだけ厳しくても、Made by STYLEM商品を海外に拡販していきたいです。